品川区は、旧東海道の宿場町として栄えた歴史と、現在の住宅地・商業地が共存するエリアで、老舗和菓子店と街に根付いた菓子文化が今も息づいています。
青物横丁・新馬場・北品川といった旧品川宿周辺をはじめ、戸越銀座・中延・大井町・五反田など各地域には、煎餅や豆大福、上生菓子といった伝統的な和菓子を守り続ける店舗が点在しています。
このページでは、地球の歩き方東京特派員として現地調査・取材を重ねてきた視点から、品川区で長年親しまれてきた和菓子店を、創業年順のランキング形式で、代表的な名物菓子とともにご紹介します。
品川区の和菓子店リスト(創業年ランキング)
品川区の和菓子店の特徴は、「宿場町文化」「日常性」「質実剛健な味わい」にあります。
旧東海道沿いの店では、旅人や地元客に向けて、日持ちのする煎餅や豆菓子、手軽に食べられる団子や大福が発達してきました。
一方で、戸越・中延・大井町エリアでは、保存料を使わず、毎日食べても飽きない味を大切にする和菓子店が多く見られます。
散策がてら旧東海道を歩きながら和菓子店を巡りたい方や、素朴で誠実な和菓子を求める方にとって、品川区は非常に相性の良いエリアです。
| 遠州屋(青物横丁・新馬場) 創業:1868年 添加物が一切入っていない和菓子や惣菜を販売。「水ようかん」や「金餅大福」が定番。 |
| 御菓子司 木村家(新馬場) 創業:1892年 青豆大福や栗蒸し羊羹、内閣総理大臣賞受賞の長崎カステラ等、質の高い和菓子を販売。 |
| せんべい処 あきおか(北品川・新馬場) 創業:1895年 しながわみやげ認定品「手焼きせんべい東海道品川宿」は地元の人に親しまれる逸品。 |
| 御菓子司青柳(戸越銀座) 創業:1919年 上生菓子「衣柿」は明治神宮奉献銘菓で、かつて朝日新聞に掲載された同店の代表銘菓。 |
| さがみや(荏原中延・中延) 創業:1935年 昔ながらの製法を受継ぐ豆の専門店。看板商品は保存料を一切使わない「あまなっとう」。 |
| 岩本米菓(大井町) 創業:1951年 拘りの手焼きせんべいのお店で、伝統の網焼き方法で、丁寧にじっくりと焼き上げる。 |
| 御菓子司 越路(戸越公園) 創業:1957年 白蛇を祀る上神明天祖神社とのコラボ商品「すねーく饅頭」(愛称:へびまん)が人気。 |
| 倉田屋(中延) 創業:1958年 添加物を一切使わない豆大福が人気で、加藤茶さんも差入に使っていたと言われる逸品。 |
| 一福桃(新馬場) 創業:2015年 手作りの和菓子と日本茶を提供するカフェ。銅板手焼きのどら焼き「福かさね」が人気。 |
| 高松屋(大崎) 創業:2016年 豆大福の有名店「松島屋」で17年間修業された方が開いたお店。既に口コミで評判に。 |
| 伊勢屋(新馬場) 創業:不明 みたらし団子や豆大福、どらやき等の和菓子の他、おにぎりやお稲荷さんも人気。 |
| 和菓子 みなもと(中延) 創業:不明 個性的な和菓子が人気。関西にない「すあま」は、まとめ買いする人も多い人気商品。 |
| 進世堂(五反田・大崎広小路) 創業:不明 知る人ぞ知る老舗煎餅店。看板商品のえびせんは著名人や食通からも愛される逸品。 |
なお本ページで掲載している品川区の和菓子店は、創業年の古い老舗を中心に、地元で長年支持されてきた店舗、公式情報やメディア掲載実績が確認できる和菓子店を基準として選定しています。
品川区の和菓子店マップ
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エリア別人気和菓子店リスト


