東京三大どら焼き
●浅草亀十(創業1920年頃)
東京には“東京三大どら焼き”と称される絶品のどら焼きがあります。
上野の「うさぎや」、東十条の「草月」、そして浅草の「亀十」ですが、先日浅草に行く機会があり、亀十でどら焼きを買って帰りました(価格は2023年10月現在)。

夜7時前に訪問しましたが、この時間でも10人ほどの列が出来ており、人気の高さが伺えます。
一般的などら焼きは、カステラのようにやや密度のある生地が主流ですが、亀十のどら焼きは、まるでパンケーキのような軽くて柔らかい生地が特徴です。
表面には焼きムラがあり、これが香ばしさを引き立てています。
焼きムラは、職人が一枚一枚を手焼きで丁寧に仕上げている証。職人の技が生み出す、この絶妙な焼き加減が、亀十のどら焼きならではの味わいを作り出しています。

亀十のどら焼きは、生地だけでなく、餡の美味しさも大きな魅力です。
餡には「白あん」と「黒あん」の2種類があり、この日は黒あんを買って帰りました。
実際に食べて見ての感想は、思った以上にしっとりしていたことです。
黒あんには、北海道産小豆を使用しており、ほどよい甘さと小豆の風味がしっかり感じられ、とても美味しいです。
また、どら焼きの他に、もなかと松風も買って帰りました。


亀十はどら焼きが有名ですが、実は最中と松風も人気の逸品です。
最中は、香ばしい皮と上品な甘さの餡が特徴で、皮はパリッと軽く、濃厚な餡との絶妙なバランスが楽しめます。
また、松風は、沖縄産の黒糖を使った蒸しパンのような生地に、つぶ餡を巻いた和風カステラで、しっとりとした生地と優しい甘さが特徴です。
どちらも、素材の良さを活かした優しい味わいが魅力で、浅草土産としても人気の和菓子です。
■所在地:東京都台東区雷門2-18-11
■最寄駅:浅草駅徒歩約3分
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