桃六/京橋「明治2年創業、どら焼き“一と声”が名物の和菓子店」

和菓子

●桃六(創業1869年)

東京都中央区京橋に店を構える「桃六」は、再開発が進む京橋エリアにおいて150年以上の歴史を持つ老舗和菓子店です。
シンプルながらも素材の味を最大限に引き出した上品な和菓子が人気を集め、地元の方々や長年のファンに親しまれています。

芸能人御用達のお店です
名古屋での8年間の単身赴任生活から東京に戻り、京橋近辺の取引先を訪問するようになったのですが、その取引先の近くに人気の和菓子店があると知り、尋ねてみることにしました。
老舗和菓子店と聞いて訪問したのですが,近代的な店構えで、伺った日も多くのお客さんで混雑していました。


お店に入って、女優の森光子さん(故人)がこちらのお店を贔屓にされていたと知りました。
よくよく調べてみたところ、桃六は嵐の二宮和也さんなど、多くの芸能人御用達の人気店のようです(価格は2022年10月現在)。


名物のどら焼き「一と声(ひとこえ)」を購入しました
桃六は品揃えも豊富で、何を購入しようか迷いましたが、やはり森光子さんがこよなく愛したというどら焼きと、栗蒸し羊羹、そして豆大福を買って帰りました。

 


自宅で妻といただきましたが、どら焼きは焼き上げられた皮の表面は香ばしく、ほんのりカリッとした食感がありました。
どら焼きは一般的には焼きたてが好まれますが、桃六のどら焼きは時間が経つとしっとり感が増し、また違った食感を味わえることから、それを好むお客さんもいるようです。
いずれにせよ、一般的などら焼きとは一味違う、独特の食感と風味を楽しむことが出来ます。

 


また、栗蒸し羊羹は贅沢にくりを使い、食べ応え十分で、豆大福は豆が存在感を放っていました。
どのお菓子もとても美味しかったです。


ちなみに桃六名物のどら焼き「一と声」の商品名は、歌舞伎に由来しています。
桃六は歌舞伎座に近い立地のため劇場からの注文も多いのですが、歌舞伎の世界では、見た目も大切だが、何よりもまず声が良くなければいけないという意味の「一声ニ振三姿」という言葉があり、その一番大事という意味から「一と声」と名付けられたようです。


和菓子のほか、お赤飯も人気です!
桃六は、目移りしてしまうほど和菓子の種類が豊富ですが、実は和菓子のほかにお赤飯も人気です。
特に桃六の「赤飯お煮しめ弁当」は、前述の森光子さんが愛した逸品で、和菓子屋さんならではの丁寧な仕込みで、お昼前には売り切れてしまうほどの人気です。
お祝い事や行事にはもちろん、普段の食事としてもお薦めです。

■所在地:東京都中央区京橋2-9-1
■最寄駅:宝町駅、京橋駅から徒歩約3分
■Google Map・クチコミ・営業時間
※Map左上の「拡大地図を表示」をクリックすると、口コミや営業時間などの詳細情報が確認出来ます。
※その他のエリアの人気店は「東京都の人気和菓子店トップページ」からどうぞ。

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