虎ノ門 大阪屋 砂場/虎ノ門・新橋「東京を代表する蕎麦の名店」

そば
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虎ノ門 大阪屋 砂場(港区)
虎ノ門、新橋/そば

(昼)¥1,000~¥1,999(夜)
東京都港区虎ノ門1丁目10-6
虎ノ門 大坂屋 砂場

再開発が進む虎ノ門エリアは、2023年6月に日本一高いビル「麻布台ヒルズ森JPタワー」が完成するなど、変化・発展を続けています。
そんな虎ノ門には、登録有形文化財の歴史深い建物で営業を続ける蕎麦店があります。
今回は、明治5年(1872年)創業の老舗そば店「虎ノ門大阪屋砂場」をご紹介致します。
営業時間や定休日、口コミ等は、公式サイト、下段のグーグルマップでご確認下さい。

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江戸三大蕎麦の一つである「砂場」の代表格

砂場といえば「藪」「更科」と並ぶ江戸三大蕎麦屋として知られていますが、「虎ノ門大阪屋砂場」は、「砂場総本家」「室町砂場」等と並び、砂場の代表的なお店です。
2022年3月に道路拡幅工事のため、約4メートル移転しました。
虎ノ門に来たら是非行ってみたいと思っていましたが、移転直後の6月にようやく伺うことが出来ました。

老舗蕎麦店で経験した不思議な出来事

お昼時なので少し待ちましたが、待っている間に60過ぎくらいの男性が私に話しかけて来ました。
どうやら霞が関の役所を退職された方のようで、現役時代の話しや退職後すぐに病気をされたこと等、色々な話をしてくれました。
その流れで何となく相席をすることになり、一緒にお蕎麦をいただくことになりました。
私もその方も車海老天せいろそば(2,000円)を注文しました(メニューは2022年6月現在)。

蕎麦つゆはやや甘めで、私には程良い感じです。
蕎麦はややつるっとした感じで、するりと喉の奥に消えて行く感じでした。
天ぷらもサクッと揚がっていて、美味しくいただきました。
また、最後の蕎麦湯が心地よい案配で、蕎麦つゆは全て飲み干してしまいました。

食事が終わって席を立とうとした際、男性が伝票を持って「今日は私に払わせてください」と言われました。
「今日は」って、流石に「見ず知らずの方にご馳走になるなんて出来ません」と固辞したのですが、「私が勝手に声を掛けて、色々話してすいません。ここは私に払わせてください」と強く言われたため、お断りするのも気が引けて、お言葉に甘えることにしました。
久しぶりにサラリーマンと話をして懐かしかったのかもしれません。
まさに一期一会。初めての大坂屋砂場への訪問は、色々な意味で印象深いものとなりました。

「虎ノ門大阪屋砂場」について

「虎ノ門大阪屋砂場」は、言わずと知れた砂場を代表するお蕎麦屋さんですが、創業当初、幕末・明治の剣術家の山岡鉄舟や勝海舟らに贔屓にされ、家宝の書も残されています。
現在の店舗は大正12年(1923年)に関東大震災の直前に普請されたもので、瓦で葺いた屋根が使われている店舗は2011年に国から登録有形文化財に指定されました。
「虎ノ門大阪屋砂場」には、平日は近隣のサラリーマンが、週末には虎ノ門エリア外からも多くの人々が訪れ、常に賑わっています。
なお、酒肴としては、定番の玉子焼き、焼き鳥に始まり、アスパラ豆腐、穴子サラダなどを用意しており、酒は田酒、磯自慢 愛山、手取川など多数取り揃えています。
登録有形文化財の歴史深い建物で、美味しいお蕎麦屋やお酒をゆっくり楽しめたら、本当に粋だと思います。

アクセス、口コミ

「虎ノ門大阪屋砂場」へのアクセス、営業時間、定休日、口コミ等は、下記のグーグルマップ(拡大地図を表示)からご確認いただけます。

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