| かんだやぶそば（千代田区） 淡路町､神田･秋葉原／そば  （昼）￥1,000～￥1,999（夜）￥1,000～￥1,999 東京都千代田区神田淡路町2-10 かんだやぶそば：せいろうそば：神田 |
長い地方勤務から東京に戻り、久しぶりに東京で美味しいおそばを食べたいと向かったのがこちらのお店です。
今回は、神田淡路町にある｢かんだやぶそば｣をレポート致します。
営業時間や定休日、口コミ等は、公式サイト、下段のグーグルマップでご確認下さい。
江戸三大蕎麦のひとつである薮蕎麦系の原点
いわゆる藪蕎麦系は、砂場系、更科系と並んで江戸三大蕎麦の一つで、中でも「かんだやぶそば」は、全国にある「やぶ」と名の付く蕎麦屋の総本家とされているお店です（恐らく日本で一番有名なお蕎麦屋さんだと思います）。
2013年に火事で建物が焼けて改装されましたが、消失の前後を含めて今回が初めての訪問です。
そばつゆに感じる薮蕎麦系の奥深い味わい
藪蕎麦といえば量が少なく、値段もお高いというイメージがあり、若い頃は全く行く気にならなかったのですが、逆にこの歳になり、無性に行きたくなりました。
お店に着くと結構混んでいて、外で10分ほど待ちました。
シンプルにお蕎麦が食べたかったので､｢せいろうそば｣(750円)を頼みました（メニューは2022年5月現在）。
初めてのかんだやぶそば、まずは食感ですが、思っていたより柔らかいです。
ただ伸びたような柔らかさではなく、ある意味品の良さを感じさせる柔らかさです。
そばつゆは薮蕎麦らしくやや濃いめで、最初はあまり特徴が無いように感じたのですが、食べて行くうちにどんどん深みを感じるようになり､そばを食べきる頃まで深みが増していく感じでした。
そばつゆを含め、蕎麦全体が自然に体に入って来る感じで、お蕎麦でこのような感覚は初めてです。
これこそが老舗の力なのでしょうか。さすが名店と言われるだけのことはあります。
「かんだやぶそば」について
「かんだやぶそば」は、東京都神田にある明治13年（1880年）創業の老舗で、創業から150年近く変わることのない味と技で連日行列の出来る人気の蕎麦店です（現在は整理券方式を採用しています）。
2013年に火事になり営業が途絶えましたが、2014年に営業を再開しました。
再建された店舗では、焼け残った釣り行燈や看板をそのまま使用し、街と店との一体感をもたせるため板塀を取り払いました。
かんだやぶそばは､｢おいしいおそばを、気持ちよく」をモットーに、時代を超えて老舗の味を今に伝えるお店です。
風情ある店内で、名店のお蕎麦を味わってみてはいかがでしょうか。
アクセス、口コミ
「かんだやぶそば」へのアクセス、営業時間、定休日、口コミ等は、下記のグーグルマップ（拡大地図を表示）からご確認いただけます。
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