ぽん多本家/上野広小路・御徒町「とんかつの概念を変えたお店」

とんかつ
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ぽん多本家(台東区)
上野広小路、御徒町、湯島/とんかつ・洋食

(昼)¥4,000~¥4,999(夜)¥5,000~5,999
東京都台東区上野3-23-3
ぽん多本家 – 洋食屋 (gorp.jp)

今や日本人だけではなく、外国人にも大人気のとんかつですが、その発祥のお店と言われているのが「ぽん多本家」です。
東京を、そして日本を代表するとんかつ屋さんである「ぽん多本家」をレポート致します。
営業時間や定休日、口コミ等は、公式サイト、下段のグーグルマップでご確認下さい。

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とんかつ発祥のお店と言われています

私が「ぽん多本家」に初めて訪問したのは、2007年頃だと思います。
それまで、いわゆる街のとんかつ屋さんにしか行ったことがなかった私に、とんかつと言う名の全く別の食べ物がこの世の中にあることを教えてくれたお店です。
当時の値段をはっきりとは覚えていませんが、いつも700円~800円前後のとんかつを食べていた私は、まずその値段に衝撃を受けました。
そして運ばれてきたとんかつを食べて、2度目の衝撃を受けたのです。
肉の旨味、衣の揚がり方、そして豚肉の香りまで、これまで経験したことのない凄さで、まさに目からウロコ。ちょっと大袈裟かもしれませんが、今まで食べていたとんかつとは全く別の食べ物がこの地球上にあることを知りました。

後述しますが、「ぽん多本家」はとんかつ発祥のお店(諸説あります)と言われる老舗とんかつ店です。
とんかつ好きの方は、是非一度訪れてみては如何でしょうか。

緊張感が漂う店内

先日、久しぶりに「ぽん多本家」を訪問して来ましたが、いつもと変わらぬ店構えで、私を迎えてくれました(初めての方はちょっと入りにくいかもしれません💦)。
「ぽん多本家」は、JR御徒町駅から徒歩5分くらいのところにあります。

店内に一歩入ると、何とも言えない緊張感を感じます。
決して悪い意味ではなく、とんかつに賭ける店主の並々ならぬ思いが伝わってくる感じなのです。
最近流行りのとんかつ店とは少し客層が異なっている感じで、年齢層が高く、男性も女性も何か粋を感じさせる方が多い気がします。

創業は明治38年。創業当時と変わらぬ味を提供し続けているそうですが、その秘訣は何と言っても「食材選び」と「熟練の技」だと言います。
確かな目利きで最良の肉質のロースを選び、熟練の技で掃除を行い、その芯の赤身部分のみを使用して、自家製ラードで低温から10分以上の時間をかけてじっくりと揚げて行きます。
待つことしばし、目の前にとんかつが運ばれて来ると、いつも心が高鳴ります。

とんかつは勿論のこと、ご飯や赤出汁、漬物に至るまで全てが美味しいです。

カツレツと言う名前へのこだわり

諸説あるものの、「ぽん多本家」の創業者である島田信二郎氏が、「とんかつ」の生みの親と言われています。
現在ではとんかつという呼び名が一般的ですが、このとんかつと言う言葉は大正時代に生まれた言葉で、明治創業の「ぽん多本家」では、今でも「カツレツ」という名前にこだわっています。
メニューのお品書きに「とんかつ」ではなく「カツレツ」と記載されているのはそのためです。

下の画像を見ていただくとお分かりの通り、「ぽん多本家」のとんかつ(=カツレツ)は、もう美味しそうでしかありません。
ここでとんかつを食べると、いつも幸せな気持ちになります。

その他のメニューもこだわりの逸品揃いです

カツレツと並び、「ぽん多本家」を代表する料理がタンシチューです。
使用するタンは厳選した黒毛和牛で、ソースは出来上がるまでに約3週間を費やします。
必要な工程を重ねた末に生まれるその味わいは素晴らしく、タンは筋っぽさが全くなく、ホロリとほどける肉感で、幾重にも重なったコクを感じることができます。
その他のメニューも充実しており、鮮度にこだわって食材を仕入れるフライ料理もお勧めです。

アクセス、口コミ

「ぽん多本家」へのアクセス、営業時間、定休日、口コミ等は、下記のグーグルマップ(拡大地図を表示)からご確認いただけます。また、記事にコメントをしたい方は、フェイスブックページにお願い致します。