日々の食事で「管理人が美味しいと感じたお店」をご紹介するページです。
今回は特別企画として「筑紫もち」と「信玄餅」を食べ比べた結果についてご紹介します。
東京の美味しい和菓子のお店を特集した記事はこちらからご覧いただけます。
「筑紫もち」と「信玄餅」の食べ比べが実現!
和菓子食べ比べ
「筑紫もち」と「信玄餅」、どちらが美味しいのか?
「筑紫もち」と「信玄餅」、どちらも有名なお菓子なので、両方食べたことがあるという方も多いことと思います。
そして、両方食べた方の多くが「筑紫もち」と「信玄餅」は凄く似ていると言う感想を持たれたのでは無いでしょうか?
私も「筑紫もちと信玄餅はどう違うのだろう?」と思っていた一人です。
先日、出張で福岡に行く機会があり、お土産に「筑紫もち」を買って帰ったのですが、家に帰ると下の娘が友達からお土産としてもらった「信玄餅」を持ち帰っていました。
期せずして食べ比べの機会が訪れました。
早速比較をしようと思い、まずは包装された状態で写メを撮りました。
見た感じは、何となく似ているような似ていないような、よく分からない感じですが、明らかに違うのはその大きさです。右の信玄餅の方が明らかに大きいのがお分かりかと思います。
次に包装を開けた画像がこちらです。
どちらも黒糖が入っていますが、右の「信玄餅」はボトルで、ビニールに入った「筑紫もち」よりもかなり大きいです。
計ってみると「信玄餅」は10グラム近くあったのに対して、「筑紫もち」は約5グラムと半分の大きさでした。
蓋を取り、黒糖を掛けたところ、面白い違いに気づきました。
右の「信玄餅」は黒糖が四角くなっているのにお気づきかと思います。
ボトルを入れるために付けた凹凸が、そのまま黄粉の窪みになり、そこに黒糖がきれいに溜まるようになっていました。よく出来ていますね。
一見してお分かりの通り、「信玄餅」の黒糖は濃く、味はとても甘かったです。
一方、「筑紫もち」の黒糖は薄めで、甘さも控えめになっていました。
「筑紫もち」の黒糖は薄めであるため、かき混ぜると黄粉の中に染みこんで行きました。
これによって、より餅に絡みやすくなり、薄めであっても十分に黒糖の甘さが行き渡っています。よく出来ていますね。
また、食感としては「信玄餅」の方が弾力があり、「筑紫もち」は柔らかくて、いわゆる黄粉もちのような食感でした。
実際に食べてみて感じたことを含め、比較表を作ってみましたので、参照いただけたらと思います(価格は2024年11月現在)。
筑紫もち (如水庵) | 信玄餅 (桔梗屋) | |
値段 ※6個入で比較 | 216円(税込) | 216円(税込) |
販売開始 | 1977年 | 1968年 |
大きさ | 小さい(38.6g) | 大きい(53g) |
黒糖 | 甘さ控えめ | 甘い |
黄粉 | 少ない | 多い |
食感 | 柔らかい | 弾力あり |
味の特徴 | 甘さ控えめで、品の良い口当り | 甘く、味がはっきりしている |
本店所在地 | 福岡県福岡市 | 山梨県笛吹市 |
さて、どちらが美味しいかと聞かれたら、なかなか難しいところです。
私と妻は「筑紫もち」の方が好みで、子供たち2人は「信玄餅」が美味しいと言っていました。
「筑紫もち」も「信玄餅」も有名なお菓子であり、どちらが美味しいかは、もう好みの問題でしかないと思います。
どちらも美味しいので、まだ食べたことの無い方には是非召し上がっていただきたいお菓子です。
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