黒松本舗 草月/東十条「東京三大どら焼きの黒松は唯一無二の食感」

和菓子

●黒松本舗 草月(創業1930年)

東京都北区・東十条に店を構える「黒松本舗 草月」は、昭和5年(1930年)創業の老舗和菓子店です。
看板商品の「黒松」は、数ある東京のどら焼きの中でも屈指の人気を誇り、行列ができる名店として知られています。


お店の前には長蛇の列が出来ていました
「黒松本舗 草月」がある東十条に足を運ぶ機会はなかなか無く、行ってみたいと思いつつ、なかなか行くことが出来ませんでした。
この日は埼玉の蕨で用事があったため、途中下車をしてお店に向かいました。
午後2時過ぎにお店に着きましたが、平日にも関わらず20人前後の人が並んでいました。
日にもよるのでしょうが、私が実際に足を運んだ東京三大どら焼きのお店の中で、もっとも長い列が出来ていたお店です。


どら焼きという表示がないどら焼きです
暫く待ってようやくお店に入ることが出来ましたが、店内に「どら焼き」と言う表示を見つけることが出来ませんでした。
商品の包装にも黒松と書いてあるだけで、どら焼きとは書いていません。
買いそびれてはいけないという不安から、思わずお店の方に「この黒松が、どら焼きということですね?」と聞いてしまいました。

 


唯一無二とも言えるフワモチ食感でした
家に帰って実際に黒松を食べて見ました。
黒松の生地は表面がこんがりと焼き上げられており、フワモチっとした食感です。
ほんのり香ばしい風味が特徴で、甘さ控えめの粒餡が絶妙にマッチしています。
普通のどら焼きとはかなり食感が異なっており、敢えて「どら焼き」という一般的な名称を避け、「黒松」という独自の名を付けることで、他のどら焼きとは一線を画した、唯一無二の存在であることを示しているのだと思います。
ちなみに黒松と言う商品名は、皮表面が松の木肌に似た焼き色であることから付けられたようです。


購入方法について
「黒松本舗 草月」のどら焼き「黒松」は、店頭販売のみとなっており、通信販売やオンライン注文には対応していません。
電話予約も可能ですが、なかなか電話が繋がらないようです。
お店に直接買いに行くのが確実ではありますが、特に土日や祝日は行列が長くなるため、時間に余裕を持ってお出かけ下さい。
長い行列ができる人気店ではありますが、その美味しさは並ぶ価値のある逸品です。東十条を訪れた際は、ぜひ「黒松」を味わい、その魅力を実感してみてください。

■所在地:東京都北区東十条2-15-16
■最寄駅:JR東十条駅南口徒歩約3分
■Google Map・クチコミ・営業時間
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