江戸蕎麦 ほそ川/両国「15年連続ミシュラン掲載の蕎麦店!」

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江戸蕎麦 ほそ川(墨田区)
両国/そば

(昼)¥1,000~¥2,999(夜)¥5,000~¥5,999
東京都墨田区亀沢1-6-5
江戸蕎麦ほそ川(公式サイト)


一歩店内に足を踏み入れた瞬間に粋を感じるお蕎麦屋さんです
この日は珍しく錦糸町で仕事がありました。
行く機会の少ないエリアなので、事前にお店を調べたところ、一駅離れた両国に良さげなお蕎麦屋さんを見つけました。
そんな訳で伺ったのが、地下鉄大江戸線の両国駅近くにある「江戸蕎麦 ほそ川」です。
開店時間は11:30で、11:25頃に着きましたが、先客が二人いらっしゃいました。


11:30ちょうどに案内をしていただき、暖簾をくぐった瞬間に、大きなモクレンの花が目に飛び込んできました。
とても立派なモクレンで、この時点で普通のお蕎麦屋さんとは何か違う雰囲気を感じました。


席に案内されてすぐにお茶が運ばれて来ましたが、このお茶の美味しいこと。
お茶自体も美味しいのですが、湯呑みの手触りというか、持った感じが心地よく、見た目も素朴ながら味わいがあります。
これは私の好きな“黄瀬戸”では?と思い、お店の方に尋ねてみたところ、同じ美濃焼の織部とのことでした。
もうこの時点で完全にこのお店に惹かれてしまいました。

お目当ての冷かきそばは、もう終わっていました
実は携帯で見た冷かきそばに惹かれてお店に伺ったのですが、メニューを見ると「夏から始まります」と書いてあり、頼むことが出来ませんでした。


てっきり冬に提供されているのかと思ったら、逆だったんですね。
残念でしたが、代わりに辛味大根おろしそば(1,800円)をお願いしました。

辛味大根おろしそばは、蕎麦つゆが掛かった蕎麦の上に、辛み大根が乗っています。

 


まずは蕎麦を一口。
細めの蕎麦でコシがあり、程良く染みた蕎麦つゆが口の中で広がって、とても美味しいです。
そばつゆの辛さ、量、蕎麦のコシ、全てが計算されている感じです。
私の好みにぴったり合っていて、感動的とも言える美味しさでした。

江戸蕎麦 ほそ川について
「江戸蕎麦 ほそ川」は、ミシュランガイド東京が刊行された翌年の2009年より15年連続で掲載(うち1つ星獲得9回)されており、多くの食通が認める有名蕎麦店です。
店主の細川貴志さんは、いわゆる老舗の蕎麦屋での修業経験は無く、ほぼ独学で現在の形を作り上げた至高の蕎麦職人です。
一方で自分が納得できる味を追い求めて、天ぷらは「てんぷら近藤」のご主人近藤文夫氏に、蕎麦は蕎麦打ちの神様とも言われた高橋邦弘氏に指導を仰ぐなど、あらゆる努力を惜しみません。
こちらのお蕎麦が、宮崎県の高千穂にある「そば処 天庵」(私の35年来の知人が経営する2005年開業の蕎麦店)のお蕎麦と少し似ていると感じたのは、高橋邦弘さん繋がりだったからかもしれません。
既に日本の頂点を突き詰めた感のある「江戸蕎麦 ほそ川」ですが、よりレベルの高い蕎麦作りを目指して、今後もたゆまぬ努力を続けて行かれるのだろうと思います。

アクセス、口コミ
「江戸蕎麦 ほそ川」へのアクセス、営業時間、定休日、口コミ等は、下記のグーグルマップ(拡大地図を表示)からご確認いただけます。

お店の関係者の方へ
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※当店はWEBマガジン「地球の歩き方」にも掲載させていただきました。

そば
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